シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

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M3ショーティいじりPart1:余っている電動M4用のグリップ・ストックを取り付ける【前編】

今回から、シマタが以前から所有している東京マルイ製エアーコッキングショットガン『M3ショーティ』をカスタムする様子をお届けします。

 

 

M3ショーティについてと今回のカスタムの動機 

東京マルイのエアーショットガンシリーズについて

その基本性能の高さ・命中精度の良さなどからエアソフトガン愛好家に人気のある東京マルイ製品。その中でも、好評であるジャンルの一つがエアーショットガンシリーズです。

 

製品は3種しかなく、もう久しく新製品が出ていないジャンルではあります(ショットガン系の新製品はガス式電動のみ)。しかし一回の射撃で3発を同時に発射でき、またそのすべての弾道が素晴らしく40mほど先のマンターゲットにヒットさせることも可能なポテンシャルを有しています(ガス・電動の方はエアコキよりも弾道性能で一歩譲るみたいです)。シマタ自身も、初めて実戦投入した時の『こんなに素直に飛ぶのか!』という驚き・感動が忘れられません。

東京マルイ M3ショーティ―の特徴と(シマタにとっての)問題点

M3ショーティ―は、イタリアのBenelli社製ショットガン『M3 Super90』の折り畳みストックモデル『M3T』からストックを取り外したものをモデルアップしているようです。良い点は、バレルが短縮されているので取り回しが良く、前述のとおり弾道も優れていること。あと重量が軽いですね(1.5kgくらい)。しかし一方、悪い点としてはアイアンサイトが小さく背が低い上に、ストックレスなので構えが安定せず、照準するまでに時間がかかる事が挙げられます。あとはコッキングが重いです。

 

シマタはサバゲーを『体を鍛える場』、M3ショーティ―を『筋トレグッズ』だと思っているので、コッキングが重いのはむしろ良い点です。しかし、せっかく取り回しの良い銃なのに、照準が遅くなるのではもったいないですよね。というわけで、以前(ブログ開設より前)本体上部にプラ製のマウントレールを(強力両面テープで)取り付け、軽量・頑丈な東京マルイのマイクロプロサイトを載せるというカスタムを行いました。

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以前カスタムしたM3ショーティの外観

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レシーバー左側面

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レシーバー右側面

今回のカスタムの動機

しかし、サイトこそ見やすくなったものの、ストックが無いために構えた時の銃の位置が一貫せず、依然としてサイトのレッドドットを探すのに手間取る事がありました。そこで、次世代M4をカスタムした際に余った純正のグリップ・ストックを取り付けたいと思うようになりました(M4の部品を余らせておくと、部品からM4がもう一本生えてくるという恐ろしい言い伝えもありますからね!)。しかし現在、 M3ショーティ―用のM4ストックパイプアダプターとして流通している製品は、元あるM3のグリップに直接基部をネジ込むというもの(リンク先、『トルネード』という製品のこと)のみ。これはこれでアイディア製品というか、お手軽・合理的でいいのですが・・・グリップはM3のままだし、問題は見た目が自分好みではないという事にありました

 

そもそも、M3ショーティのお尻の形状自体が角ばっていてあまり好みではなく、伝統的なスタイルのショットガンの特徴である流線形のレシーバー後部(これについては後述)が隠れてしまっているので、何とかしてその部分を活かしたかったのです。その結果、『元々のグリップにパテを盛って削って好みの形状にしてしまえばよいのでは?』という考えに至ったわけですね(笑)。

今回用意したもの 

今回のカスタムのために用意したものはこちら。

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JBスティールスティック(¥1,508) 

 

 

 

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JBオートウェルド(¥1,508) 

 

 

 

いずれも近所のホームセンターで購入。

 

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マルイ次世代M4純正のグリップとストック(余りもの)

 

どこのサバゲーマーのご家庭でも余っていることが多い、電動M4用のA2タイプグリップとコルトエンハンスドタイプストック。2本目のM4の芽が生えてくる前に摘み取って、おいしく調理しておきましょう。

作業内容

では、ここから作業に入っていきます。

グリップ一式の分解

まずは、M3ショーティの後部に装着されているグリップ一式を取り外し、分解していきます。

 

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はじめに、後部にある大きな六角穴付きネジを外します。

 

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次に、グリップ一式を後方に引っ張って外します。

 

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するとこんな感じに分離できます。先程述べた『ショットガン特有の流線形のレシーバー後部』とは、この写真の赤線で示した部分の事です。

 

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続いてグリップの内側にプラスネジがあるので、これも外します。

 

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これで基部とグリップを分離できました。この基部を基礎として加工していきます。

 

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完成イメージはこんな感じ。当初はストックパイプを水平に配置しようかとも思ったのですが、この方法の方が構造的に強そうだし、何よりこの手のカスタムの際、ほとんどのユーザーに問答無用で根本から切り落とされてしまう本体後部のパイプがかわいそうだったので(笑)今回のカスタムではほぼ丸々残す形にしました

グリップ基部の加工

では、いよいよ加工に移ります。

 

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まずは本体後部を覆っていた部分を大胆にカットします。カットしたい場所にマスキングテープを貼ってガイドラインを作ります。

 

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そしてガイドに沿ってカット。

 

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カットが終わったところ。まだ出っ張っていますが、後で修正するので問題無し。

 

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一旦本体に戻して、様子を見ます。上の部分がずいぶん張り出していて、かなりカットできそうですね。 

 

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後々カットするときの基準になるように、ケガキ針を使って本体後端の形状をグリップ基部側に彫り込みます。

 

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こんな感じ。

 

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このとき、補強のためと思って写真のようにABS片を貼り付けておいたのですが、後で必要が無い事に気づき撤去しました。 

 

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続いてグリップ基部の上部~後ろ側にかけてを加工するために、スリングスイベルを取り外します。Eリングで留まっているだけなので、Eリングさえ外してしまえばすべて取り外せます。

 

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スリングスイベルのシャフトが通っていた穴を利用し、またカットしていきます。カットにはのこぎりだけでなく、ホットナイフも使いました。

 

 

 

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切り取った直後の様子。これで内部の様子がわかるようになったので、作業をしやすくするためにもう少し深めにカットことに。

 

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とりあえずここまでカットしました。

 

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この後少しずつグリップ基部にパテを盛っていくのですが、その前に本体側の写真に示した出っ張りをカットしました。

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さて、いよいよパテ盛り。写真の凹みにパテを詰めたいので、まずは油分等を落とすためにプラスチックに使用可能なパーツクリーナーを使って脱脂しました。

 

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さらに、パテの食いつきを良くするために、熱したはんだごての先で表面に細かな凹凸を作っておきました。よくポリマーフレームのハンドガンのグリップに施すアレの要領です。

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そしてパテを詰めました。ここで使ったのはスティールスティックの方。オートウェルドも粘度が高いので盛ることは出来ますが、一度に多めの体積を盛るのには、やはり指でこねるタイプの方が作業がしやすいです。

 

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両サイドにパテを詰め終わったら、今度は上部をさらにギリギリの高さまでカットしておきます。といっても、ここにパテを盛るのは【後編】での作業になりますが。

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こう見るとわかりますが、詰めたパテによって補強されているので、ある程度安心できる状態ですね。パテを詰める前にここまでカットしてしまうと、作業中に折ったりしてしまいそうで怖かったのです(笑)。

 

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ここで一旦後部の加工作業に切り替えます。内側にある隔壁をそのまま活かしたいので、隔壁を傷つけないよう、少し余裕を持たせて後端をカットします。

 

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なんとか隔壁を無事に残す事が出来ていますね。この状態になれば、隔壁の位置を視認できるので、ギリギリまで残ったフチをカットしていきましょう。

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フチをカットし、粗目のヤスリもかけて面を揃えました。この面がそのまま完成時にストックパイプが接触する面になります。そして、本体後部のパイプの両サイドの溝を埋めるため、その溝にかみ合っていたレール(出っ張り)をカットしました。

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そして、先ほどのパテ詰めと同じ要領で内部の空洞にスティールスティックを詰め込みました。詰めたパテが内側に出っ張りすぎていると本体後部のパイプが通れなくなるので、よーく観察しながら調整します。

本体後部パイプの加工

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先ほど言った通り、本体後部のパイプの溝を埋めます。狭い溝なので、スティールスティックではなくオートウェルドを使用します。写真のように2剤を同じ量になるように出し、ヘラなどでよく混ぜます。

 

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オートウェルドで溝を埋めたところ。少しはみ出すくらいがちょうどよい感じ。硬化までは時間がかかる(約6時間)ので、焦らずゆっくり作業します。

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完全硬化後、余分を削り落として整えました。

 

とりあえず、長くなるので今回はここまでで一旦終了とさせていただきます。

続きは後編で。

 

では、ノシ