シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

ガンプラとかゲームとかミニ四駆とか。好きな物について書いてます

Cz75いじりPart1:アイアンサイトをS&W風に

購入以来ずっと放置されていたCarbon8 Cz75

 

そのまま使っているだけでも十分良いガスブロハンドガンなのですが、手を加えたい心が疼き始めた(笑)ので、少しずつ自分好みに変えていきたいと思います。

 

 

今回やること

シマタはアメリカの銃器メーカー、Smith & Wesson社の銃が大好きで、同社製リボルバーに多く用いられているレッドランプサイト(フロントサイトに赤いインサート材が入っている。こちらのページの画像を参考に)の視認性の良さが特に気に入っている点の一つです。というわけで、Cz75のフロントサイトをレッドランプサイト化し、またリアサイトにも、ノッチの部分を強調するラインを入れます。

使用したもの

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東邦産業 夜光プラスタ グリーン(買い置き)

アサヒペン 夜光塗料 4mL 赤(買い置き)

 

 

 

夜光プラスタは以前の記事

shim4ta1.hatenablog.com

でも使用したことのある、2剤混合型のエポキシ樹脂。

 

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本当はこれではなく透明レジンに専用の顔料を混ぜて硬化させ、正真正銘赤いフロントサイトにしたかったのですが、手持ちのUVレジン液とUVライトを使用したところ、顔料が多すぎたのかライトの出力が弱すぎたのか、何度やっても出来上がったレッドランプがグミのようにぷにぷに・ふにゃふにゃで簡単にとれてしまうため、断念して代わりにグリーンの夜光サイトにすることにしました(いつかレッドランプ化に再挑戦します)。

 

赤い夜光塗料の方はブログには初登場だと思いますが、以前から持っていました。リアサイトに施すラインを光らせるために使用。使う場合は下地に白い塗料を塗る必要があります。 

作業内容

基本的な作業手順は以下の動画を参考にしています。

youtu.be

分解する

作業の前にまずは分解します。

 

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マガジンを抜いた状態の本体を用意。

 

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ハンマーを起こし、スライドを少しだけ後退させてスライド後部にある線とフレーム後部にある線を合わせます。その状態を維持したままスライドストップレバーの軸を裏から指で押します(軸は出っ張っているので簡単に押せます)。

 

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スライドストップレバーをそのまま引き抜きます。するとスライドがフレームから自由になるので、前方に引き抜きます。フレームはこれ以降いじらないのでそのままにしておきます。

 

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スライドだけになったら、リコイルスプリングガイドがチャンバー下部に接続されているので、前方に少し押して接続を解いてから、スプリングと一緒に下方向へ取り出します。

 

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バレル一式がスライド後方のブリーチから出ているノズルと結合しているので、少し前進させて結合を解いてからやはり下方に取り出します。

 

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スライド後端に露出している六角穴のネジを棒レンチで外します。

 

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すると2種類のプレート(スライド後端をカバーするものとブリーチ下部を保護しているL字のもの)が取り外せます。

 

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スライドからブリーチ一式を取り出します。東京マルイ製の製品と異なり、ブリーチはスライドにはめ込まれておらず、単に先ほど外したネジのみで固定されています。ブリーチのバネは固定されているわけではないので紛失注意。

 

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最後にリアサイトを横にずらすようにして外します。ここまでで今回必要な分解作業は完了です。

フロントサイトを加工する

分解が終わったら、いよいよ加工に入っていきます。

 

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まずは削りたい範囲を分かりやすくするために白い塗料で印をつけます。

 

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棒ヤスリ等を使って少しずつ慎重に加工していきます。ヤスリだけだと時間がかかるので、途中ナイフ等も使いました。

 

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とりあえず目標とする深さまで削れました。

 

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横から見るとこんな感じ。しかし、このままではインサート材が真上に抜けてしまうでしょう。

 

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というわけで、両端がハの字型になるように三角棒ヤスリで加工します(この形状をドーヴテイルとかアリ溝とか言うらしいです)。

 

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インサート材は上だけでなく横方向にも滑って抜けるおそれがあるので、これを防ぐために穴を掘っておきます。硬化前の樹脂がここに流れ込むことで、硬化後にピン接続のようになるわけですね。

アサイトにケガキ針で溝を入れる

フロントサイトの下準備が終わったので、リアサイトのノッチ周辺に溝を掘ります。

 

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といっても、とにかく慎重にケガキ針(スジ彫りツール)で線を描くだけ。こちらの写真は終わった直後の様子。かなり慎重に作業したのですが、フリーハンドだったので細かな傷もついてしまっていてあまりきれいではないですね。

 

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というわけで、掘った溝が消えない程度に(そして細かな傷は消えてくれる程度に)面をヤスリがけし、黒色が剥がれた部分をラッカー塗料の艶消しブラックで塗装、乾燥後にエナメル塗料のホワイトで溝に墨入れしました。はみ出たホワイトはエナメル溶剤を綿棒にしみこませ、なでることで落とせます(エナメル溶剤はラッカー塗装を落とす力がないため、艶消し黒は維持したままエナメル塗料のホワイトだけ落とすことが可能)。

 

 

 

フロントサイトにインサート材を入れる

では、フロントにインサート材を入れていきましょう。

 

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動画でもやっているように、小さくカットした金属片を2枚用意し、それぞれ表面に離型剤(今回はシリコンスプレーを離型剤としました)を塗布してからフロントサイトの側面に配置します。ちょうどいい大きさのクランプを持っていなかったので、スライドに以前の記事↓

shim4ta1.hatenablog.com

で紹介したボンディックを使って固定するという方法をとりました(ボンディックは接着面がつるつるしている場合は意外と簡単に剝がせます)。

 

 

 

 

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夜光プラスタを混ぜ、入り込みにくい端の部分に優先して盛り付けます(夜光プラスタは粘り気が強いので囲いが片側だけの状態で盛り付け始めましたが、レジンの場合は硬化前はある程度さらさらしていて端の部分にも流し込めるはずなので、動画のように金属板で完全に囲ってからの方がいいです)。

 

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流し込みにくい部分に盛れたのを確認したら、反対側にも離型剤を塗った金属板を固定します。

 

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不足が無いように、少し過剰気味に盛っておきます。これは夜光プラスタ・レジン共通。

 

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硬化後、囲いを取り外した様子。左側面は隙間なくちゃんと盛れてます。

 

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右側面は少しスが入ってました。悪い例です。

 

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スの部分には後から夜光プラスタを追加で盛り、硬化後整えました。ピントが合っていないのでわかりづらいかもしれませんが、ちゃんと仕上がりました。

アサイトを夜光塗料でペイントする

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フロントサイトに夜光プラスタを使ったため、当初は予定していなかったのですがリアサイトも夜光塗料でペイントすることにしました。色を赤にしたのは薄暗い場所でもフロントサイトとリアサイトの区別をつけられるようにするためです(といっても、普通はフロントが赤でリアがグリーンですよね・・・)。

 

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アサヒペンの夜光塗料はフタの内側に簡易的なハケがついていますが、溝に対して太すぎるのでケガキ針の先に塗料を乗せ、少しずつ墨を入れていきました。

組み立て

組み立てに関しては細かく説明しません。分解の時の逆順に作業していけば組みあがります(暴論)。

カスタム後の様子

カスタム作業終了後の様子がこちら。

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フロントサイト右側面

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フロントサイト左側面

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明るい場所でのサイトピクチャー

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暗所で発光させた際のサイトピクチャー

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外観

まあまあきれいに仕上がったと思います。特にリアはフリーハンドの割にはうまくいったかと。

さて、今回はここまで。過去にやっていない工作をしたはずなのに、夜光プラスタを使用したことで二番煎じ感が出てしまう不思議・・・。後日、レジンの着色の練習(配合とかUVライトの選別とか)をしたうえで改めてレッドランプ化にチャレンジしたいと思います。

 

では、ノシ