シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

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G3A3いじりPart2:固すぎ!!なセレクターまわりの改善

LCT G3A3いじりPart2。

 

今回は、あまりにも固すぎてまともに動かせないセレクターレバーおよび、その反対側で明後日の方向を向いているダミーインジケータを修正する様子をお届けします。

 

 

今回使用した材料

Eggs アルミニウム板(0.5x100x100)

(↓は他社製品) 

 

 

さら小ねじ 鉄(ユニクロメッキ)M3x8mm ピッチ0.5(メーカー不明)

 (↓はM3x5mmのネジ。作業中結局8mmを切断して5mmくらいにしたので、真似する場合は5mmのネジをお勧めします)

 

 

いずれも近所のホームセンターで購入。

作業内容

ダミーインジケータの取り外し

まずは、ロアーレシーバーの射手から見て右側面にあるダミーインジケータを取り外します。

 

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写真にあるように、ダミーインジケータは何故か真上を向いています。本来は当然アルファベットが書かれている方向を指すわけでして、かなりヘンテコです。このダミーインジケータは単にロアーレシーバーに圧入されているだけですので、ピンポンチとハンマーを使用して取り外します。

 

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取り外したものをよく観察してみます。真上を向かせて装着されている(ネット情報によると、どの個体も真上を向いているらしいです)ので、てっきりその方向にしか装着できない設計(例えば基準となる場所に切り欠きや突起があるとか)になっているのかと思ったら、なんとただの円形でしただったらなぜ最初からセーフティやセミオートのところに向かせないのか(笑)

 

この後の作業ではしばらく反対側のセレクターレバーに注力するので、この部品はなくさないようにちゃんとしまっておきましょう。

セレクターレバーの分解

では次に、セレクターレバーの分解をしていきます。(※注:これより先の作業では、セレクター一式を留めているリベットを一部破壊します。真似する場合は自己責任でお願いします。)

 

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まず現状の確認です。メカボックス側を見ると、セレクターレバーに取り付けられたカムプレートが局所的に擦れた痕がついていました。

 

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ロアーレシーバー側も確認してみると、やはりセレクターカムプレートの前方(写真の赤線で囲った部分)がやたらと擦れてます。真上から見てみると、セレクター一式がレシーバー側面に対して斜めに装着されており、そのせいでメカボックスと変に擦れているのでした。セレクター一式はリベットで強固に留められており、このリベットのカシメをどうにかして解除しないと分解できません。

 

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というわけで、リベットのカシメ部分を少しずつリューターで削っていくことにしました(削りすぎるといけないので、大型で強力なリューターは使わない方がいいです。細工用の小さいリューターで作業しましょう)。よく見ると写真のように上下に切れ目があったので、この部分から削っていきます。

 

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しばらく削っていると、だんだんと切れ目が広がってきました。写真の状態よりもう少し削れたくらいで、リベットの真ん中を細めのピンポンチで打ち抜いていきました。

 

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削っては打ち、削っては打ちを繰り返していたところ、ついにカシメが緩んで(というか破壊されて)カムプレートとレバーを分離できました。

 

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リベットのカシメが切れた部分がとがって危なかったので、写真のように少し削りました。レバーをよく調べてみると、写真で示した通り、ディスク状の部品がスルスルと回転できるような構造になっていました。

セレクターレバーの修正・取り付け

では、セレクターレバーの構造を修正していきましょう。

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まず試しにセレクターレバーをレシーバーに対し水平になるようあてがってみると、写真の赤線で囲った部分のように隙間ができていました。わずかな隙間ではありますが、これを放置したままリベットで強く締め付けたがゆえに、セレクターが斜めに装着され、前述のディスク状の部品が局所的に押さえつけられ、滑らかに回転できなくなっていました。これがセレクターが異常に固かった原因の一つ目。う~ん、設計の詰めが甘いですね~(笑)。

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というわけで、0.5mmのプラ板を写真のように切り出し、シム代わりに使います。本当はスチール板で作った方がいいんですが、面倒だったのでしばらくはこれで。

 

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再びレシーバーにあてがってみると、シムのおかげでいい感じに水平が保たれています!これならディスク部分に均等に力がかかりますね。

 

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となれば、あとはカムプレート。これを写真のように取り付けるわけですが、プラ板シムという本来装着される想定がない部品を追加したので、そのまま取り付けるわけにはいきません。

 

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先ほど述べたディスク状の部品が浮いてしまう問題と同時に、写真の赤文字で説明している通りこの部分の厚みが薄くてカムプレートとレバーの間の距離が近くなり過ぎ、結果としてレバーがレシーバーに押し付けられてしまうという結果になっております。これが固すぎるセレクターの原因二つ目(というか一つ目の原因との合わせ技)です。カムプレートとの距離が適切になるように、プラ板等で嵩増しをしましょう

 

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プラ板は瞬間接着剤で貼り付け、余分を切り落としてこんな感じに。

 

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さて、今まではリベットで固定されていたカムプレートですが、新しい装着方法を検討しなくてはいけません。大体の電動ガンではカムプレートはレバーにネジ留めされていますから、それにならってネジ留めが可能な構造に加工しましょう。まずは、写真のようにカムプレートより少し大きくアルミ板を切り出し、ネジを通す穴をあけておきます。ネジはM3x8mmを用意しました(最終的にはネジが長すぎたので切断して5mmくらいにしていますので、真似する方はM3x5mmのものを用意した方がいいです)

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写真のようにアルミ板の上からネジを通し、カムプレートの穴の真ん中を通すようにしようと思います。アルミ板が平たいままではネジの頭が出っ張りますので、図で示したようにアルミ板をハンマーで少しずつ叩いて成形していきましょう。

 

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成形し終わったところがこちら。これなら皿ネジの頭が隠れます。この後アルミ板を貼り付けるので、その厚み分カムプレートのメカボックス側をヤスリで削っておきます。

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カムプレートとアルミ板の接着にはマルイM4の改修作業でさんざん使用したクイックウェルドに再び活躍してもらいます。接着するだけでなく、カムプレートの穴もいったん埋めてしまいます(気泡が残らないよう丁寧に)。

 

クイックウェルドについては↓の記事を参照のこと。

shim4ta1.hatenablog.com

 

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クイックウェルドが硬化したあと、ナイフ等(シマタは彫刻刀を使いました)で写真のように凹みを作り、またドリルを用いてアルミ板にあけた穴の通りにネジを通す穴を開通させます。あとはカムプレートの外形に合わせてアルミ板の余分をカット。

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すると、このようにカムプレートがM3の皿ネジで固定できるような形状に生まれ変わりました。

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あとはレバー側にカムプレートの穴と一致するよう穴を掘っていき(貫通させないよう注意)、M3のめねじをタップを使って切ります。『リベットの真ん中にネジを切ったりして大丈夫なの?』と思われるかもしれませんが、安心してください。

このリベット、頑丈なスチール製です。

ピンバイス持ってた右手が痛かった・・・。

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レバーとカムプレートのみで組んだ様子がこちら。しっかり装着・固定できています。アルミ板を貼った面はネジの頭ごと少しだけヤスリをかけ、表面の凹凸が極力なくなるようにしておきました。

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取り付け終わった様子がこちら。こだわった甲斐あってちゃんと動作しますb

 

それにしても、こんな部分に手を加えなくてはいけないあたりがさすが海外クオリティですね(笑)。 

ダミーインジケータの取り付け方修正

さて、最後にダミーインジケータの取り付けです。

 

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といっても、このように圧入しなおすだけ。もとのままだとかなり強い力で圧入しなくてはいけないため、シマタは取り外しが楽になるよう、ほんの少しだけダミーインジケータの径が小さくなるようにヤスリをかけておきました(やりすぎ注意!)。ヤスリをかけた部分は地金が露出してしまうので、バーチウッドのガンブルー液(スーパーブルー)を塗布して黒く染めなおしておきました。そのせいでちょっとインジケータのホワイトが茶色く変色してますね(笑)。
 

さて、今回はここまで。これでLCT製G3の最大の(?)泣き所、固すぎるセレクターを改善することができました。シマタと同じようにこの銃を購入し、困ってしまった同好の士をお助けできれば幸いです。

 

次回はメカボックスまわりを一気にカスタムしていきたいと思います。

 

では、ノシ