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UMP45いじりPart20:伏せ撃ち用にショートマガジンを作る

UMP45いじりPart20。

 

前回、前々から気になっていた純正多弾マガジンの使い勝手の悪さとおさらばするべく、110連スプリング給弾マガジン5本セットを購入しました。

 

今回は、前回手をつけなかった残り3本のマガジンをショートマガジン化していきたいと思います。

 

前回の記事↓

shim4ta1.hatenablog.com

 

 

今回のカスタムの動機

UMP45は銃身が短く小回りが効くため、サバゲーにおいて、特にCQBエリアの攻略などで非常に役立つ一丁です。シマタも非常に気に入っていて、故に当ブログではこの銃をより安全で使いやすいものにするため、様々なカスタムを施してきました。

 

前回の記事では、長らく使いづらいと思ってきた多弾マガジンの代わりにスプリング給弾のマガジンを導入しました。これでまた一段と使いやすくなった訳なのですが・・・。

 

こちら↓の写真をご覧ください。以前の記事に載せた写真なのですが・・・

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マガジン、長すぎません?

 

実銃UMP45は薬莢の径の大きい.45ACP弾を出来るだけたくさん装弾するために、かなり長いマガジンを装着しています。これは銃の仕様上仕方のないことですし、伏せる必要が生じない現場での使用(建物内へのエントリーとか)に限れば問題はなさそうです。あるいは至近距離での戦闘なら銃を横に傾けて撃つとか。

 

ですが、サバゲーにおいては、フィールドの様々な条件に合わせて、伏せて撃つ・何かに銃本体を乗せて撃つなど柔軟な対応が求められます。そういった状況下では、このめっちゃ長いマガジンがつっかえてしまい、ディスアドバンテージになってしまうことがあるのです。

 

さて、H&K UMP45には、多くの軍用銃と同様に民間向けモデルが存在します。装弾数を10+1発、セミオートオンリーとしたUSC(H&K USA公式ページへのリンク)という銃です。

 

とりあえず公式ページにある銃の写真を見ていただきたいのですが・・・。

 

この銃のマガジン、短くてとても使いやすそうじゃありませんか?

 

グリップより少しだけ下に出っ張るくらいの長さです。これなら伏せ撃ちの時に絶対に邪魔にならないでしょう。

 

しかし、AR-15系の民間モデルのように、エアソフトガンで再現したい人がたくさんいる銃ならまだしもUSCはかなりマイナーで、当然エアソフトガンメーカーがこの銃に注目する事はありません。そしてそれは同時に、よほどのことがない限りこのUSC用ショートマガジンを模した電動ガン用マガジンが商品化することはないということを表しています。

 

そう、つまり・・・

 

欲しいなら、自分で作るしかない!!

 

・・・というわけで、前置きもUMPのマガジン並みに長くなってしまいましたが、前回購入した5本セットのうち、残りの3本をショートマガジンに改造していきたいと思います。

用意する物

・UMP 110連マガジン(前回購入したもの)

・ABS用接着剤

 

 

 

基本的にはこれだけです。ちなみにABS用接着剤については、↓の記事に既に登場しています。

shim4ta1.hatenablog.com

ショートマガジン化作業 

1.マガジンを分解する

まずはマガジンを完全に分解します。とはいえ、中にはスプリングとフォロワー、スプリングガイドが入っているので、はじめにこれらを抜き出しておきましょう。取り出し方は前回の記事の「弾上がり」を参照のこと。

 

中身を取り出したら、マガジン本体を左右に分割します。ちょうどマガジン底部、バンパー部に凹みがあるため、そこにラジオペンチの先端を引っかけ、思いっ切り開きます。

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本体は接着剤で貼り合わされているため非常に固いので、分割線にナイフ等で切れ目を入れてみたりしながら少しずつはがしていきます。うまくいけば結構大きな「バキッ!」という音とともに、 真っ二つに分割できるはずです。

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マガジンを構成する部品一覧。なくさないように気を付けよう

分解した後の様子がこちら。特にBBストッパーとストッパーSPが小さいので紛失注意です。

2.マガジンを切断し、断面を整える

分解が済んだらいよいよマガジン本体を切断し、短く切り詰める作業に入ります。

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白い線の部分で切れば、BB弾の通り道がうまくつながりそう

まずは写真のように、内部の構造を見て切断するのに都合の良い場所(銃に装着した時のマガジンの突き出し量がグリップと同じくらいになり、かつマガジン内部のBB弾の通り道がうまくつながりそうな場所)を探してマーキングします。 

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本体のおもて面にも線を引いておく

本体のおもて面にも線を引いておき、

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線に沿ってマスキングテープを貼る

一旦分割してあった本体を貼り合わせて白い線がまっすぐ引けているのを確認し、そのままぐるりとマスキングテープを巻きます。マスキングテープを貼ったのは、作業中本体がズレたりしないためと、切断するときのガイド役とするためです。

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ノコギリでカット

準備が整ったらノコギリで切断していきます。使用したノコギリはピラニア鋸という製品です。

 

 

 

この時のコツとして、はじめにマスキングテープの端の線に沿わせて少しずつ浅い溝を切っていき、それが4面に対して済んだらこの溝をノコ刃のガイドとして写真のように角の部分を深く切っていくようにするとうまく切れます。とにかく最初のうちは慎重に切っていくときれいに出来るはずです。

 

あとはノコ刃に潤滑をするとよりスムーズに切れます。本当は切削油などを使うのでしょうけど、シマタはAZの滑るグリーンというシリコンスプレーで代用しました。これをするだけでかなり作業が楽になります。

 

 

 

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本体を切り終えたところ。真ん中の部分はあとで端材として使うので捨てないで!

切り終えるとこのようにマガジン底部側(バンパー側)、真ん中の部分、給弾口側の3つに切り分けられます。最終的には給弾口側をバンパー側にくっつけて、短いマガジンとするわけですね。

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ノコで切断した直後の断面。このままだと接着出来ないので、きれいにしよう

ノコギリで切断した直後の断面は上の写真のように切りくずがつき、また断面も完全に平らではないため、このままでは接着することが出来ません。なので細かな切りくずはナイフ等で落とし、断面全体は平らになるようにヤスリでならしていきます。

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平らな場所に紙ヤスリを置き、少しずつ削って断面をならす

この作業がもっとも仕上がり(きれいかどうかというより、きちんと頑丈に接着出来るかどうか)に影響するので、とにかく慎重にやっていきましょう。

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右はノコギリで切断したままの状態、左は断面を整えたあと

上の写真の左の状態くらいまで整えられれば大丈夫です。

3.給弾口側とバンパー側をABS用接着剤でくっつける

 バンパー側・給弾口側両方の断面きれいに整え、断面同士を合わせた際にスキマがほとんどない状態になったら、いよいよ接着剤で貼り合わせます。

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マガジンの材質はABS樹脂なのでABS専用接着剤を用います。おそらく塗布した部分のABS樹脂を少し溶かしてからしばらくすると硬化するタイプの接着剤で、強固に接着出来ます。

 

接着剤を両方の断面全体に塗り、貼り合わせましょう。この時マガジンを上下からギュッと押してあげるとより良い仕上がりになると思います。そのあとはしばらく放置して、接着剤の硬化を待ちます。

4.余ったABSの塊から補強材を切り出して貼り付ける

接着剤が硬化したら、 上下のパーツの接続をより強固にするために、接続部分の補強をしてあげます。

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上の写真のように、先程の作業で切り離したマガジンの真ん中の部分から小さな板状にABSを切り出し、補強材として接着します。

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これで少しはマガジンを折り曲げようとする力に対して強くなっているはず。

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もう一方は上の写真のように、ダミーカートのある部分に内部に段差があり、このままではうまく補強が出来ません。

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そこで、まずはこの段差と同じ厚みのABS片を貼り付けて段差をなくします。

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きちんと段差のない状態になっていますね。

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そうしたら反対側と同様に大きなABS片を切り出して上から貼り付けます。

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貼り終えるとこのようになります。

5.本体をABS用接着剤で貼り合わせる

マガジン本体の補強が済み、接着剤の硬化が済んだらいよいよ本体を再び貼り合わせて一つに戻します。

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なぜか上下のパーツを接合したあとの内部の写真を撮り忘れていました。すみません・・・

上の写真はまだ上下を貼り合わせる前のものですが、赤く囲った部分にのみ、ABS用接着剤を塗布していきます。BB弾が通る場所付近にはたくさん塗布しないように注意しましょう。

 

接着剤の塗布が完了したらBBストッパーとストッパーSPを元通り取り付けておき(貼り合わせたあとからは取り付けられないので忘れずに!)、本体を貼り合わせます。両側から思いっ切りギュッと押し、硬化が済むまでまたしばらく放置します。

6.スプリングをカットしてから中身を入れる

マガジンスプリング(以下マガジンSP)が長いままだとうまく機能しないので、切り詰めた本体の長さに合わせてカットします。

 

マガジンSPはフォロワーを最後まで力強く押し上げるために、マガジン内部の通路の全長よりいくらか長いものが入っています。通路の全長よりはみ出た長さを、ここでは「余剰長さ」と言うことにします。

 

初期状態のマガジンだと、

・マガジンSP自由長=61cm

・通路全長=45cm

・余剰長さ=16cm

となっていました。この関係を比で表すと、

通路全長:余剰長さ=45:16=2.81:1

となります。

 

切り詰めた後のマガジンの通路全長を測ったところ、24cmでしたので、先程の比を用いて余剰長さを算出すると、

切り詰め後の余剰長さ(cm)=24÷2.81≒8.6

となるので、マガジンSP自由長が

24+8.6=32.6(cm)

となるようにカットしました。これで問題なく動作するはずです。

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カットしたスプリングとフォロワー、スプリングガイド

で、上の写真のようにカットしたマガジンSPにフォロワーとスプリングガイドを取り付けまして、本体に戻していきます。

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最後はスプリングガイドを指先で押し込みながら、フタを戻して本体は完成です。

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出来上がったマガジンの給弾口付近の外観がこちら。給弾口にフォロワーの頭が見え、BBストッパーもきちんと機能しています。

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未加工のマガジンとの比較。かなり短くなり(半分くらい?)、印象が変わりますね。

7.ダミーカート部を装飾

さて、ショート化したマガジンの外側には少しだけダミーカートが残っていますので、せっかくなので前回の記事の要領(「ダミーカート部分を装飾する」を参照のこと)で装飾を施します。

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ただ、上下のパーツを貼り合わせたあとが残ってしまっています。これはなんとかして隠したいですね。

8.分割線を隠すためにビニールテープを巻く

というわけで、前回の記事で最後に行ったのと同じように、マガジンにビニールテープを巻いていきます。

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大体2~3周くらい巻きました。きちんと分割線が隠れています。

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で、識別用の記号を書きます。前回のマガジンに書いておいたのは「L-○○」でした。そして今回は上の写真の通り「S-○○」。つまり、LはLong、SはShortで、今回行ったショートマガジン化を見越しての記号でした。マガジンに直接書くのではなく、ビニールテープを巻いた上から書いたのも、ショートマガジン化に際し分割線が残ることがわかっていたから、というわけです。

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で、以上の作業を3本分行いました。この一行で済ませてしまうと伝わりにくいですが、2本目以降慣れてきたとはいえ作業は大変でした(笑)。

仕上がりをチェック

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前回仕上げたマガジンと並べてみました。一番粗が出る接合部分をビニールテープで隠してあるので、外見上は遜色ない感じです(笑)。 

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銃本体に装着したところ。マガジンのバンパー部とグリップ底部の突き出し量がねらい通りほぼ同じになりました。これならゲーム中、伏せる前にショートマガジンに交換すればちゃんと伏せ撃ちが出来そうです。

 

また、マガジンにBB弾を込めてみたところ装弾数はだいたい56発くらいでした。元が110連なので、ほぼ半分ですね。弾上がりも良好でした。

最後に

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さて、今回の作業は久々の大手術でした。 言葉で説明すると「割って、切って、貼って終わり」と単純なのですが、そのひとつひとつが結構な精度を求められるため、とても慎重に作業を進める必要がありました。

 

でも、大変な作業ほど得られる物も大きいもの。今まで伏せ撃ちをするような戦い方をする際は他の銃(ピストルだったりM4だったり)に頼ってきましたが、今後はますますこの子に頼れる機会が増えそうです。どんどん愛着が湧いてきますね。

 

今後どのあたりを調整するのか(あるいはもう調整の必要がないのか)、まずは一回使って確かめる必要があります。記事執筆現在は新型コロナウィルスが蔓延しているので定例会等には行けませんが、終息したらなるべく早くサバゲーに行って実戦投入したいと思います。

 

では、今回はこの辺で。皆様くれぐれもお身体に気を付けて!

 

ノシ