シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

ガンプラとかゲームとかミニ四駆とか。好きな物について書いてます

1つで何度もおいしいホルスター!?FMA WASスタイル ユニバーサルピストルホルスター

今回は、1つ持っているだけでいろんなハンドガンに対応できてしまう便利なホルスターを購入したので紹介させていただきます。

 

 

購入に至ったきっかけ

先日、Carbon8 Cz75を購入したわけですが、

shim4ta1.hatenablog.com

寒いうち(1月中)にサバゲーに持って行ってCO2ガスガンの性能を確認し、記事にしたい!と思いました。しかし、Cz75トイガンを購入したのは初めてでしたので当然対応するホルスターは所持していません。今までは、特によく使う機種(M&P9とエアコキUSP)用のBLACKHAWK CQC SERPAホルスターを購入して使用していました。専用品なので装着感や銃がきちんと保持されている安心感は抜群なのですが、この趣味をやっていると長物に比してハンドガンは増殖しやすく(笑)、購入する度にホルスターも増やすとなるとどんどんお金もかかるし、なにより保管場所に困ってきます。

 

かといって、1つ持っているとだいたいの大きささえ合えばいろんな銃を収納できるのが強みのナイロンホルスターは、ゲーム中に緊急でドローしようとすると引っかかってしまったり、ロックが甘いと走っている間に銃が落下してしまうというデメリットがあります。

 

さてどうしたものか・・・と思っていた矢先、某有名サバゲーYoutuberの方々が「Warrior Assult Systems」のホルスターを紹介している動画を見て、これはいい!と欲しくなったのですが、動画の配信後数日経っていたこともあり、検索してみてもAmazon楽天も、様々なミリタリーショップの通販サイトも皆売り切れ(さすがの影響力!)。

 

しかし、よく見てみると(というか件の動画でも言及されていましたが)、FMAというブランドでよく似たレプリカ品がある模様。基本的に、ミリタリー系商品で「ポリマー素材が用いられている商品を模倣したレプリカ品」というと、値段こそ本物に比べ安いものの、樹脂部分の材質が異なるためにすぐに壊れてしまうというイメージがあったため最初はどうかと思いましたが、本物の方がいつ再販されるか分からないためとりあえず購入した、と言うわけです。

内容物の紹介

さて、そんなわけで購入した商品を見ていきましょう。

 

商品名は「FMA WASスタイル ユニバーサルピストルホルスター MOLLE対応」で、カラーはDE。Amazonにて購入(¥3,980)。

 

 

 

内容物はホルスター本体とスペーサー2種、デザインの異なるロック解除ボタン。説明書等は入っていませんので、基本的にはモノを分解したりしながら機構を把握できる人向け。あまり親切とは言えないので、ここは簡単でもいいから説明書が欲しいところ。

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上から見るとこんな感じ。ロック機構はSERPAホルスター等でも採用されているトリガーガードをロックする方式。

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付属品のスペーサー2種の違いは横幅。装着する銃のトリガーガードの横幅に合わせてコレを交換します。

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ちなみに、ホルスターに最初から装着されているスペーサーがいちばん大きいサイズでした。

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で、肝心の使用感なのですが・・・とにかくロックボタンが硬い。というか動きが渋いです。途中で引っかかる感じがあるので、原因は間違いなく内部部品の寸法精度やバリでしょう。まあこの辺はレプリカ品なのでこんなもの、という感じ。ただ機構自体は(元になった製品が良いおかげで)優秀だと思うので、少し手を入れてあげれば良い感じになると思います。

 

また、これは後で詳しく説明しますが、取り付けベース部の構造上ホルスター取り付け角度の微調整が出来そうな設計なのに、余計な部分があるせいでその機能が死んでしまっていました。これについても少しの加工で機能を生かす事ができるようになるためいじっていきたいと思います。

分解&加工してみる

というわけで分解して調整していきますが、せっかくなので分解の手順を写真を交えて紹介します。

 

1.まずはホルスター外側に見える、面ファスナーになっているベルトをはがして、取り外してしまいます。

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ベルトをはがして取り去る

2.次に、ループを引っ張ってホルスター外側をはがし、開きます。

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ループを引っ張って外側を開く

3.そうしたら左側にある二本のネジをゆるめ、取り外しましょう。

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2本のネジを外す

これでスペーサーの交換ができます。

 

ちなみに、ピストルがどのように保持されるというとこんな感じ。Amazonレビューによると、トリガーガード前方の形状が特殊なピストル(ベレッタ93Rなど)を使用する場合はスポンジを加工してあげるとロックできるようになるそうです。

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4.スペーサーを外したら、もう2箇所のネジも外してあげましょう。こうすると、ロック機構一式とホルスター外側、取り付けベース一式の3つに分けることができます。

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大きく3つの部品に分かれる

5.ロック機構一式を裏返して、3つのネジを外します。

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するとフタが外れてこんな感じに。どうやらロック用の突起を前方に押し出すバネのほかに、ロック解除ボタンを上に押し上げるバネも入っているようです。そりゃ、ボタンが硬いわけだ・・・

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解除ボタンと突起の関係はこんな感じです。ボタンの下側に伸びた部分が斜めにカットされていることで、ボタンを下に押し込むと突起が後退するという仕組み。

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・・・なのですが、2つのパーツが密着してしまっています。ボタン下側に突起を挟んで持ち上げられる状態。これもボタンが硬い要因の一つなので、写真で示した部分を少しだけ削ってスルスル動くようにしないといけません。

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で、目の細かい棒ヤスリなどで少しずつ削っていき、滑らかに動くようになったら潤滑剤を吹き付けます。

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使用した潤滑剤は、呉工業のドライファストルブというもの。ホルスターは基本細かな砂やホコリをかぶるものなので、そういったものをくっつけないように乾燥してサラサラな潤滑面が必要だと考えたため使用しています。

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6.潤滑が十分にできたら組み上げていくのですが、この時写真にあるようにロック解除ボタンを上に押し上げるバネを装着しないまま組み上げます。ボタンは非常に軽いので自重で押し込まれることはまずない上に、ロック用の突起を押し出すバネのテンションがロック解除ボタンを押し上げてくれるため、不要と考えました。

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7.そのまま組み上げてネジを留めます。これでロック機構一式は元通り組み上がり、4.のときと同様大きく3つのパーツに分かれている状態になります。

 

8.取り付けベース一式にホルスター外側をはめ込み、その上からさらにロック機構一式を組みつけていき、使用するピストルのトリガーガード幅に合ったスペーサーをかませたらホルスター外側をかぶせ、長いネジ2本で止めます。また、1.で取り外したベルトは、あってもなくても機能的な差はない(ホルスター外側がより外れにくくなるのみ。なくても固定は出来る)ので、取り付けるかどうかはお好みで。

 

この時、ベース一式にホルスター外側を180度回転させてはめ込み、ロック機構一式を組みつけた後スペーサーを最初とは逆に取り付けてからネジ止めを行っていくとなんと左用ホルスターにすることが出来ます!ここは元になった実物の方にはない仕様(実物の方は右用と左用で別の商品になります)なので、うれしいポイントです。

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こうしてから組み上げると左用ホルスターに

9.ホルスターを裏返したら、取り付けベース部の真ん中のネジを外すとMOLLE対応の取り付け部とホルスター側に分かれます。ここは本来微妙に角度を調節できるはずなのですが、中央部に6本生えているピンが絶妙に悪い配置になっているせいで、実質角度調整が出来ない状態(ピンの位置を合わせても周囲の凹凸が噛み合わず固定できない)なので、6本のピンを全て切り取ってしまいます。

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切り落とした直後はこんな感じ。残ったわずかなバリもデザインナイフ等使ってきれいに落としましょう(写真ではMOLLE取り付け部を外していますが外さなくても大丈夫です)。

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10.きれいにバリを処理したら、再びネジ止めして機能しているか確認しましょう。

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1つ分ずらした場合

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2つ分ずらした場合

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ちゃんと機能してくれました。

 

11.あとはMOLLEに取り付ければ作業終了です。

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調整用の部品のほか、組み付けなかった部品は以下の通り。

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手を加えた結果

一通り手を加えた結果、本製品開封時に抱えていた「ロック解除ボタンが硬くてなかなか銃を取り出せない」「ホルスターの取り付け角度調節機能が死んでいる」 という問題の解消ができました。ロック解除ボタンは軽く押し込んであげれば銃を引き抜けるようになりましたし、取り付け角度調節は(シマタは基本的に使用しないのですが)完全に機能してくれるようになったので、絶妙な角度に設定できるようになりました。

 

ただ、総括としては「ちゃんと手を入れないとろくに機能してくれない」「説明書がない」など、いわゆる安物中華エアソフトガンに通ずるような「調整必須」「知識のある方向け」の商品ですので、正直なところ「誰にでも」オススメできるものではありませんでした。基本的には実物Warrior Assault Systemsユニバーサルピストルホルスターを購入した方が絶対に良いと思います(値段も1万ちょいなので手が出ない額ではないです)。

 

ただはじめに申し上げたとおり、「少し手を入れてあげれば良い感じになる」という製品であることも確かですので、手間は厭わないからとにかく安く上げたい、という方はぜひ購入してみてくださいね。他のホルスターよりも対応する銃が多く便利なので、とっても気に入ってもらえるはずです!

 

 

では、今回はこの辺で。

 

皆さんのサバゲーにおけるハンドガン使用がより楽しくなることを願って。ノシ

 

(追記)

一時期品薄になっていたベルトループ版や、デザイン元となっている実物Warrior Assault Systems製品のリンクも↓に貼っておきます。