R6Sコスプレ・装備再現応援。
今回はアメリカの警察組織の特殊部隊であるFBI SWAT(Federal Bureau of Investigation Special Weapons And Tactics)のオペレーターの装備する銃についてです。
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G36C
Ashのみが使用するアサルトライフル。実銃の名称は「H&K G36C」で、単にメーカー名を省略しているだけ。ドイツH&K社製アサルトライフル「G36」を小型化したもので、「C」は「Compact」の意。当初は「Commando」 のつもりだったけど、米コルト社製アサルトカービンにもその名が付くモデルがあるため、これを回避するために「Compact」にしたという逸話があります。G36系軍・警察用アサルトライフルには大きく分けて3つのサイズがあり、フルサイズ(めっちゃ長い)が「G36」、少し短くなったカービンサイズ(でも結構長い)が「G36K(=Kurz、短いの意のドイツ語)」、最小モデル(でもようやくM4カービンよりちょい短いくらいの長さ)が「G36C」となっています。
FBIのSWAT部隊が装備しているかどうかはわからなかったのですが、少なくともアメリカ国内に組織されている「SWAT」の中には(FBI以外にもSWATと呼ばれる部隊を組織しているところがいくつもあるということ)G36Cを使用している部隊もあるみたいです。
(これより下、2021/01/11追記および修正)
トイガンでは、上の画像の状態のように、ゲーム内でサイトアタッチメントを取り付けていない時を再現する場合、東京マルイから発売されているスタンダード電動ガンのG36Cがだいたいゲーム内の見た目そのまんまという感じです(サイドレールは付属しないため別途購入する必要あり)。
ゲーム内でサイトアタッチメントを取り付けると、トップレールがアイアンサイトの無いフルフラットなバージョンに変化するので、そちらを再現する場合は同じく東京マルイから発売されている次世代電動ガンG36Cカスタムが近くなります。サイドレールも最初から付属します。ただし、こちらの製品はストックにチークピースが取り付けられており、取り外す事でゲーム内イメージに近づける必要があります。
コスプレ用になるべく費用を抑え、実射性能を気にしない方は、S&Tや、東京マルイ電動ガンLIGHT PROシリーズのもの、あるいは究極はダブルイーグル製の「M-85」(めちゃくちゃ安い・品質はお察しください)にするという手段があります。G36系は人気のモデルですので、各社がこぞってモデルアップしており選択肢が豊富なのがいいですね。
(↓は左からS&T、東京マルイLIGHT PRO、ダブルイーグル)
ただ、ゲーム内のイメージだと、アンダーレールがやたら前後に長いこと、また初期状態のフラッシュハイダーがなぜかM4などに採用されているバードケージタイプであることなどから、「完全再現」しようと思うと実はひと手間必要だったりします。気にならない方は箱出しでOKですけどね。(マルイ次世代G36Cは元々アンダーレールが通常より長いので、追加で購入する必要はありません)
R4-C
こちらもAshのみ使用するアサルトライフル。実銃の名称は「Remington R4-C」で、米レミントン社の警察・ミリタリー向け部門「レミントン・ディフェンス」より発売していたM4・M16クローン(一般に「AR-15系」と呼ばれる銃。AR-15とは、元々はコルトM16の民間バージョンの商品名だったが、パテントが切れいろいろな銃器メーカーがコピー品・模倣品を作れるようになったため総称として定着した)シリーズ「R4」のモデルの一つで、バレル長が7インチのもの。この記事を書いた時点では、ラインナップが刷新されたのか7インチバレルのモデルは無くなっていました。
レミントンのR4シリーズを使用しているかは定かではありませんが、現実のFBIのSWATもM4カービンやM4コマンド(バレルの短いM4)を使用しているようです。現在AR-15系の市場はかなりカオスな状態になっているため、ぶっちゃけどのメーカーのモデルが採用されていてもおかしくない感はありますね。
おそらく、完全再現しようとすると資金力だけでなく、AR-15系についてどれほどの知識・興味・愛があるか試される銃です(笑)。
トイガンで再現する場合、
まずベースとしてスタンダード電動ガン系のM4A1カービン(どこ製でもいいが東京マルイ製が値段と性能のバランス的に一番安パイか?)を用意します。
見た目で大きな部分だとグリップをマグプルMOEグリップ、ストックをマグプルCTRストックとする必要があります。こちらは前回説明した通り、マグプル正式ライセンス品であったMagpul PTS製品は入手困難になってしまったため、雰囲気をほぼ完全に再現するにはレプリカ品を使用するしかないですね(ただし、グリップはPTSよりマグプル刻印と意匠を若干変更して発売しているエンハンスドポリマーグリップ(EPG)があり、CTRストックは本家マグプルの実物を使用するという事も出来ます。これらはレプリカ品に比べ強度や質感など圧倒的に品質がよいです)。
(↓は左から順にMOEグリップレプリカ、PTS製EPG、CTRストックレプリカ、実物CTRストック。)
で、肝心のレシーバーなんですが、レミントンタイプのトイガン用レシーバーは無いようなので、一番似たような形をしているマグプルタイプのロアレシーバー(G&P製)を用意します。アッパーレシーバーは通常のコルトタイプでいいでしょう(破損防止のためアッパーもメタル化推奨)。G&P製のM4用メタルレシーバーには電動ガン用とウエスタンアームズ製ガスブローバックM4用があるため、購入する際間違えないように注意が必要です。
G&P公式サイト GP928B M4 Magpul Type Metal Body (Black)(Limited Edition)
セレクターレバーはBattle Arms Developmentタイプのアンビデクストラスセレクター(スタンダード電動なので本当にアンビ仕様には出来ないです)、マガジンキャッチは完全一致ではないもののG&P製 Multi Magazine Catch GP535がゲーム内イメージに近い印象。
アウターバレルは前述の通り7インチバレルに交換。
ハンドガードはレミントン製のAR-15用ハンドガード(しかもちょっと古いモデルっぽい)なのですが、エアソフトガン向けのレプリカモデルが存在せず、全く同じものをつけることは不可能です(『レミントン ハンドガード』で検索すると出てくる『RAHG』というハンドガードはHK416用なのでトップレールの高さがアッパーレシーバーより高くなってしまうと思います)。したがって、各々気に入ったM-LOKハンドガードにレールを取り付けてそれっぽくする、といった対応をするしかないでしょう。残念。
(↓はちょっと似たような印象だなと感じたハンドガード。バレルナットのネジがマルイピッチ対応らしいので安心です)
ガスブロックはハンドガードに隠れるタイプなら何でもいいと思います(ほぼ見えないので・・・)。
最後が一番のくせ者で、アイアンサイトについてです。まずこのアイアンサイトなのですが、フロントとリアで違うメーカーのものが使用されています。
リアサイトはTroy Industries製Dioptic Folding Sightで、
Troy Industries公式サイト Dioptic Folding Sight
フロントはDiamondhead製 Diamond Front Combat Sightを使用しています。
Diamondhead公式サイト Diamond Front Combat Sight
さらに、フロントサイトポストが交換されており、Blitzkrieg Components製AR-15 Chevron Front Sight Postが装着されています。
Blitzkrieg Components公式サイト AR-15 Chevron Front Sight Post
ゲーム内では屈指の見難さを誇る(笑)R4-Cのアイアンサイトですが、実はこだわりカスタムの塊でした(調べるの大変だった・・・)。フロントサイトポスト(実物しか無い、1万円超え。レプリカは存在するがネジ径がAK用のため非対応)以外はトイガン用レプリカ品が出ているようなので、こだわらなければ再現は出来ます。
いちおうここまで書いてきましたが、Ashコスをするなら個人的にはR4-Cの再現はあきらめてG36Cにしておくか、ショートバレルかつM-LOKハンドガードを付けたM4にCTRストックとMOEグリップ・トリガーガードのレプリカをつけるだけにとどめて「なんとなくそれっぽい」というレベルにするのが無難かとおもいます・・・。あるいはゲーム内のウェポンスキンを塗装で再現してみることでそれらしく見せるというアプローチもアリかもしれないですね。
556XI
Thermiteのみ使用するアサルトライフル。 実銃の名称は「SIG Sauer 556 XI(若干の表記揺れあり)」で、スイスの企業であるSIGグループから分かれた銃器部門のアメリカ法人である「SIG Sauer」より発売されていた銃です。SWISS ARMSの製品であるSIG SG550シリーズをベースとしていますが、AR-15系製品が人気であるアメリカ市場に参入するため、AR-15系用のストックやマガジンを流用できるようにしたり、マガジンキャッチをAR-15系と同じ押ボタン式にしたり(ベースのSG550シリーズはレバー式)と、工夫がされています。
R6Sの発売年である2015年の前年である2014年に、SIG556シリーズのアップグレードモデルである本銃が発表された(つまりゲーム発表時は最新モデルだった)のですが、残念ながらその後すぐにより洗練されたアサルトライフル「SIG MCX」が発表され、2016年にはカタログ落ちしてしまいました。
実際のSWAT(FBIのではないですが)はベースモデルとなったSG550シリーズの551や552を使用することはあるようですね。SIG556を採用しているという記述は見つけられませんでした。
(これより下、2021/01/11追記および修正)
トイガンでは、海外メーカーのKing ArmsとCYMAから電動ガンが発売されているのですが、どちらもゲーム内と同じハンドガードのモデルはラインナップされておらず、かといって実銃用ハンドガードもちょっとググったくらいでは見当たらないので(そもそも装着できるかどうか分かりませんが・・・)、完全再現はまずあきらめてください。その上で、King Armsの556 HOLO RAS VersionおよびCYMAのSIG 556 SWATがフロント付近の雰囲気的には近いかなと思います。ただし、検索してみたところKing Arms製の方は現在品切れみたいです。
King Arms公式サイト 516/556シリーズのページ
CYMA製は↓こちら
ただし、これらのモデルは『XI』をモデルアップしているわけではないので、ゲーム内イメージとは結構異なるという事はご了承ください。
アイアンサイトについては、ゲーム内で装着しているのはSIG Sauerの純正フリップアップサイトのようです。
SIG Sauer社公式のエアソフトガンブランドSIG Airより、ゲーム内イメージと同じタイプのフリップアップサイトが装着されたSIG MPXのエアソフトガンが発売されています(ただし、樹脂を多用した廉価モデルのようです)。どうしてもこの形状のアイアンサイトが欲しい!という方は、そちらを購入するのも良いかもしれません。
結局、こちらの銃もR4-C同様再現が厳しいため、コスの際には後述のThermiteが装備できるもう一つの銃であるM1014を持った方が安く、手軽に済みます。どうしても再現したい方だけ、参考にしてください(笑)。
M1014
Ash以外のFBI SWAT隊員が使用するセミオートショットガン。実銃はイタリアのBenelli(ベネリ)社製のセミオートオンリーショットガンで、米海兵隊に正式採用されており、その採用ナンバーがM1014となっています。一般的な製品名としては「Benelli M4 Super 90」です。
Castleのオペレーター解除ムービーで『アマチュアめ』と言った後ジャキッとコッキングする印象が強いと思いますが、本銃はセミオートオンリーでポンプアクション機構が省かれているため、あのような動作は出来ません。『え、じゃああの映像嘘なん?』と思われるでしょうが、実はあの映像何もおかしいことは無くて、Castleの解除ムービーなのに持っているショットガンがM1014ではなくGIGNのオペレーターが使用するSG-CQBの方なんですね(笑)。あちらはポンプアクションショットガンのため、何も間違っていないというわけです。
本銃はアメリカにおいては海兵隊およびロサンゼルス市警に採用されているくらいらしく、実際ののFBI SWATでは使用されていないと思われます(レミントン製M870ショットガンを使用しているようです)。仮に採用されていたとしても、海兵隊での採用ナンバーであるM1014と呼ぶのは不適切でしょう。
(これより下、2021/01/11追記および修正)
トイガンでは、海外メーカーのS&Tなどから発売されているようです。エアーコッキングタイプ(ポンプアクション)なので、逆に『アマチュアめ』の再現が出来ます(笑)。
S&T公式サイト M4 shot gun Telescopic Stock
アイアンサイトとトップレールもゲーム内と全く同じ(というか、実銃と同じ)です。違うのは、ボルト部に設けられたコッキングレバーが再現されていないこと(機能的に必要ないのでしょうがないですね)と、チューブマガジンの部分のギザギザが再現されていないくらいでしょうか。R4-Cや556XIに比べ、ほとんど苦労せずに再現が出来るのが魅力です。
他に、かなり安っぽい品質に見えるのですが、CrestというブランドのものをAmazonで見つけました。いちおうリンクを貼っておきます。商品名には『M3』と記述されていますが、フォアエンドの停止位置や各部の形状を鑑みるにベネリM4で間違いなさそうです。
UMP45
CastleおよびPulseが使用するサブマシンガン。実銃の名称はH&K UMP45で、社名を省略したのみですね。同社の傑作サブマシンガンMP5の後継として、アメリカの要請に応じて「.45ACP弾を発射出来るMP5より安価なサブマシンガン」として設計された銃です。また、口径違いの「UMP40(.40S&W弾)」「UMP9(9mmパラベラム弾)」が存在します。同社製G36シリーズに似て、本体外装のほとんどをポリマー素材としているのが特徴です。これによって海水等に強くなったんだとか。他にも動作機構の単純化などが図られて、信頼性を上げています。
実際のFBI SWATでは、MP5を使用しているようです。ただし、こちらもG36C同様、FBI所属でないSWATの中にはUMP45およびUMP40を使用しているとこもあるみたいですね。
トイガンとしては、海外メーカーのS&T、G&G(商品名はUMG)、ARESより電動ガンが、VFC(UMAREXブランド)からガスブローバックガンが発売されています。いずれのモデルもゲーム内のイメージ通りで(というかゲーム内のUMP45には特にカスタムは施されていない)、唯一違う点はゲーム内初期状態だとなぜかM4タイプのバードケージハイダーが装着されていること(口径が違う&UMP45のバレルにはネジが切られていないはずなので付かないはずなのですが・・・)。まあこれは無視していいと思います。
(G&G公式サイトにはなぜかUMGのページがありませんでした)
商品のグレードは、
まずARES製とVFC製が頂点で、ARES製は電子トリガー装備、VFC製はバーストメカ内蔵で両方とも2点バースト機能付き、ブローバック機構搭載、質感良好。
次点でG&G製で、刻印はオリジナルだが外装の質感がよい、コッキングレバーライブ。また、マガジンの残弾確認窓が無いため、逆にゲーム内イメージに近い(ただしG&G製は現在Amazonから姿を消しています) 。
一番お安くてスポーツラインな感じがS&T製で、刻印はリアルだがコッキングレバー固定、外装の質は他に比べ良くない、ストックはオールABS製(S&T以外は実銃でゴムの部分はちゃんとゴムで出来ている)。最も、コスプレに使うだけなら、S&T製が一番だと思います(安いので)。
ちなみにですが、S&T製のUMP45は半ば当ブログの顔となっている銃でございます。よかったらカスタム記事もご覧ください(露骨な宣伝)。
他にもたくさん記事があります。詳しくはサイトマップへ
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M45 MEU (SOC)
FBI SWATの全オペレーターが使用するハンドガン。実銃は米海兵隊で採用されているM1911カスタムピストルで、正式名称は「PISTOL,CALBER.45,MEU(SOC)」という銃(一般には「M1911A1 MEU PISTOL」とか単に「MEUピストル」と呼ばれる方が多いです)。「M45」という名称はこの銃の後継として製造された「M45A1 CQBP」(こちらもM1911系)のものなので、本銃の名前につけるのは少々違う気がしますね。
米軍制式採用拳銃がM1911A1からベレッタ製のM9に更新された際、米海兵隊の特殊作戦部隊MEU(SOC)ではM1911A1型の拳銃を引き続き装備することを決定し(おそらくM9の強度に不安があったため)、状態の良いフレームを抽出してからそれ以外のパーツを新規購入して海兵隊の工廠で組み立てました。これによって生まれたのが本銃というわけです。
実際のFBI SWATでは、当然この銃は採用していません(海兵隊の銃ですからね)。が、M1911A1のカスタムモデルは採用しています。
トイガンでは、東京マルイから発売されている「MEUピストル」がゲーム内イメージまんまです。
なので特に工夫する必要はないのですが(あえて言うならリングハンマーの形状がちょっと違う&スライドストップレバーの形状が微妙に違うくらい)、いちおうどんなカスタムが施された1911なのかを説明しますと
・前後アイアンサイトが「ノヴァックサイト」
・リングハンマー
・ストレートタイプのスプリングハウジング
・アンビデクストラスセーフティレバー
・マガジンはバンパーが突き出たタイプ
・3ホールトリガー
・ビーバーテールタイプのグリップセーフティ
・パックマイヤー社製ラバーグリップパネル
こんなところでしょうか。ちなみに、マルイ製MEUピストルのグリップパネルは、パックマイヤー社製に雰囲気を似せた(でも刻印が違う)マルイオリジナルのものになってます。こだわる人はパックマイヤー社製実物グリップパネルに交換してしまうというのもアリです。
5.7 USG
こちらも全員が装備できるハンドガン。M45とのゲーム内での違いは、威力型のM45か装弾数型の5.7かといったところ。実銃の名称は「FN Five-seveN USG」で、ベルギーの銃器メーカー(元は国営の造兵廠だったみたいですね)であるFN HERSTAL社の製造している銃です。名前のFive-seveNは、使用弾薬である5.7×28mm弾と、社名であるFNとかけています。
次回のGIGN編で詳しく説明しますが、この拳銃は同社製P90のパートナーとして設計された拳銃です。そのため使用弾薬が共通しています。
実際のFBI SWATには、P90もFive-seveNも採用されているという情報はありませんでした。ただ、FBI所属でないSWATの中にはP90を採用しているところもあるようなので、まったくの無関係ではないかも・・・?といった感じでしょうか。
トイガンでは、東京マルイとマルシン工業からガスブローバックガンが発売されています。
マルシン工業公式サイト FN Five-seveN 6mmBB CO2 Blowback
それぞれの製品の外観上の違いは、刻印とリアサイトの形状くらいですかね。
刻印の方は、東京マルイ製はFN社のロゴマークに似せたオリジナル刻印、マルシン工業製はFN社の正式ライセンスを取得しているためリアル刻印です。
リアサイト形状は東京マルイ製の方が近いですが、機能面では上下左右の調整が可能なマルシン工業製の方が近いです。
また、東京マルイ製は代替フロンガスを使用したリキッドチャージタイプですが、マルシン工業製はCO2ガスボンベ方式です。マガジンのリアルさはマルイに軍配があがりますが、やはり機能面では冬でも元気に動くCO2ガスブローバックガンのマルシン製に強みがあります。
どちらを選ぶかは好みですね。コスプレだけなら東京マルイ製が安くて良いと思います(個人的には冬でも楽しめるマルシン工業製を推したいです。持ってないけど。国内安全基準を満たしたCO2ガスガン流行れ!)。
ちなみに、このFive-seveNという銃、実銃も「スライド(拳銃の上半分のガチャガチャ動くところのことです)が樹脂製」というかなり変態性の高い銃です(笑)。ふつう、樹脂素材を使用しているハンドガン、というと「グリップを含む下部フレームが樹脂製、スライドはステンレスや鋼鉄などの金属製」という構成なのですが、何を思ったのか、この銃のスライドは内部に金属製のシャーシがあるものの、外側を樹脂で包むというよくわからない設計になっています。しかし、そのおかげ(?)でオール樹脂製のトイガンはむしろリアル、という現象が起きています(笑)。本銃が好きな人にとっては、うれしい仕様ですね。
SUPER SHORTY
途中からCastleが使用できるようになったコンパクトショットガン。初出はY4S1ですので、詳しくはSASR編を参照してください。
実際のFBI SWATでは使用されていません。が、ゲーム内のSUPER SHORTYはRemington製のM870をベースにしており、かつFBI SWATはM870を採用しているという事なので、当たらずとも遠からずという感じでしょうか。
その他
M120 CREM(Ash固有ガジェット)
Ashの固有ガジェットである「ブリーチング弾」。『M120 CREM』の名はあくまでブリーチング『弾薬』の名称のようです。ブリーチング弾の発射に使用するランチャーの名称はM320グレネードランチャー(アメリカ軍での名称。製品名はH&K GLM)です。40x46mm擲弾を発射出来るランチャーで、ピカティニーレールを介して自動小銃の銃身下に装着する「アドオンランチャー」として利用できる他、専用のストック等を取り付けて単独での使用(スタンドアローン)も可能です(Ashはこちらの状態で使用しています)。
実際のFBI SWATには使用されていません。基本的にグレネードなどの「広範囲に被害が出る」系の装備品は警察組織ではなく軍の持ち物になります(人質に当たったら意味ないですし・・・)。Ashもあくまでバリケードなどの障害を排除・突破するためにこの武器を使用しています。
トイガンでは、東京マルイ、S&T、ARES等から出ています。ただし、Ashが使用しているものはバレル部分が少し延長されています(しかも上半分が欠けている)ので、こだわる人は延長部分だけ自作してみると楽しいかもしれません。 あとはフォアグリップが純正ではないバーティカルフォアグリップに変更されています。オペレーター解除ムービーやゲーム内でリロードした際のアニメーションなど見てみたのですが、どうもSERPAホルスターなどでおなじみのBLACKHAWK社のフォアグリップ(現在カタログ落ち?)のようです。とはいえ、ここに注目する人はまずいないと思うので、特に気にする必要は無いでしょう。
(↓は左からS&T製、ARES製。マルイ製は現在中古のみのようです)
さて、今回はここまで。結構完全再現不可な銃もありましたね・・・悔しいです(笑)。
次回はGIGN編。皆さんのサバゲー・コスプレの参考になれば幸いです。
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