シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

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夜光プラスタでアイアンサイトを簡単にナイトサイト化してみよう!

今回は、エアソフトガンに装備されているアイアンサイトを、釣り具のカスタム等に使用される蓄光エポキシ樹脂商品「夜光プラスタ」を用いて、暗闇で光るカッコイイ「ナイトサイト」にするカスタムをご紹介します。

 

 

そもそも「アイアンサイト」って何?

銃で的を狙い撃つ時に使用する、銃本体に大抵標準装備されている(付いていない銃もあります)、レンズや電源を用いない照準器のことを、「アイアンサイト」と呼びます。アイアンサイトは射手から見て銃口よりに設けられた「フロントサイト」と、射手の目よりに設けられた「リアサイト」を一組として用いられることが多く、またそれぞれの形状の違い(=狙い方の違い)により、大きく分けて「ピープ型」と「ノッチ型」があります。

 

ピープ(=peep、「のぞき見る」の意)型はリアサイトにある板に開けられた穴を通してフロントサイトをのぞき込み、フロントサイトにある棒の先端をターゲットに合わせて狙うタイプです。主にサブマシンガン以上の大きさの長物でよく見られるサイトですね。

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ピープ型の構成例

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ピープ型の合わせ方


一方、ノッチ(=notch、「切り欠き」の意)型は、リアサイトの間にある凹みにフロントサイトの凸を合わせ、フロントサイトの上端とリアサイトの上端を一直線になるように合わせながら、フロントサイトをターゲットに合わせて狙うタイプです。こちらは主にハンドガンや、少し古い時代のライフル等に見られるサイトです。

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ノッチ型の構成

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ノッチ型の合わせ方

(いずれも画像はコールオブデューティー モダンウォーフェアより。アイアンサイトは実物の撮影が難しいのでゲーム画面でご容赦ください。)

 ↓いちおうゲームソフトも載せときます。

 

 

ナイトサイトとは?

タイトルにもあるナイトサイトとは、上で説明したアイアンサイトに、夜光塗料や蓄光材を用いたり、あるいは本格的なものになるとトリチウムなどの自ら発光する放射性物質を封入して暗い場所でも発光し、視認性を上げるためのものです。

 

FPSゲームレインボーシックス シージでは、ほぼ全てのアイアンサイトがナイトサイト化されており、ゲーム内での「見やすさ」はよくないものが多いですが(笑)、現代戦っぽさ・特殊部隊っぽさが出ていて非常にカッコイイポイントでもあります。

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R6Sのナイトサイト(ピープ型)

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R6Sのナイトサイト(ノッチ型)

↓こちらもゲームソフトを載せときます(左:PS4版、右:PCダウンロード版)。

 

そんなわけで、エアソフトガンのアイアンサイトをお手軽にナイトサイト化する方法をご紹介します。

アイアンサイトをナイトサイト化する 

使う材料 

今回は蓄光樹脂を用いてナイトサイト化していきます。使う材料はこちら↓

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東邦産業 夜光プラスタ グリーン (¥750)

 

 

 

2剤混合タイプのエポキシ系蓄光樹脂です。「塗料」と表現されてますが、エポキシ接着剤とエポキシパテを足して2で割ったような存在です。

アイアンサイトの加工

夜光プラスタが定着できるように、アイアンサイト側を加工します。といっても、樹脂を流し入れる穴や溝を掘って(彫って)あげればいいだけです。ピンバイスやヤスリなどで加工しましょう。できるだけ丁寧に加工することをオススメします

 

今回作例として用いるのは東京マルイのSIG SAUER P226 E2のアイアンサイト。このサイトは、シマタが何年か前に集光アクリル棒を用いたフラッシュサイト(周囲の光を集めて光って見えるサイト。暗いところでは光らない)にしていたため、アクリル棒を差し込む穴および、集光のための窓を開けてあるのでそれをそのまま使います。

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夜光プラスタを混合する

アイアンサイト側の加工が済んだら、夜光プラスタのA剤とB剤を混合します。↓の画像のように、目分量でだいたい同じくらいの量をプラ板等の上に出します。

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そうしたら、2剤を付属のへらでよーく混ぜ合わせます。

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しつこいくらいにきちんと混ぜましょう。

アイアンサイトの凹みに流し込む(というか盛り付ける)

2剤をしっかり混ぜたら、アイアンサイトの加工部分に盛り付けます。この時、中に空気が入らないよう、へらの先や細い器具等で丁寧に液を奥に押し込むとよいです。

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すべてに盛り付け終えたところがこちら↓

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このまま硬化するまで待ちます。

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硬化時間は20℃で1時間位です。冬場など寒い時期にはもう少し余裕を持たせてあげてください。

余分をそぎ落とす

夜光プラスタが硬化したら、はみ出た余分をデザインナイフやヤスリでそぎ落としていきましょう。最初に施した加工の丁寧さがここでの見た目に反映されます。

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ナイフでそぎ落とす

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加工した部分の形状がそのまま仕上がりに反映される

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全てそぎ落としたところ。サイト表面の塗装がはげたら、タッチアップしておこう

余分を全てそぎ落としたら完成です。ナイフやヤスリによって、アイアンサイト表面の黒い塗装(または黒染め処理)がはげた時は、黒マジックや黒いラッカー塗料、あるいはガンブルー液などでタッチアップしてあげましょう。

出来上がったナイトサイト

今回の作業で出来上がったサイトを組み付けた後の見た目はこんな感じです。

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明るい環境でも、グリーンの3ドットサイトとしてかなりの見やすさが期待できます。

 

で、これにLED等の光を当ててから、暗がりに持って行くとこうなります。

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けっこう光ってますね。肉眼だともっと発光部の輪郭がはっきり見える感じです。 

ピープ型の作例

今回の作業ではハンドガンのノッチ型サイトに手を加えましたが、以前製作したピープ型の作例もお見せします。

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長物用に製作したピープ型のナイトサイト

フロントサイトの棒の先端付近および、リアサイトのピープホールの両脇に夜光プラスタを使用しています。

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サイトピクチャーはこんな感じ。狙うときは両目で見るので実際にはリアサイトは半透明に見えます

写真だとフロントサイトがすごく小さく写っていますが、肉眼だともっと大きく見えます。
 

 

 

今回は、加工を施すカスタムの中ではかなりお手軽な部類に入るものを紹介させていただきました。今後しばらくは、こういったライトめのカスタムや、道具・グッズ紹介、サバゲーにおけるちょっとしたコツみたいなものの紹介にしようかな、と思います。なにしろ前回がかなりヘビーだったもので(笑)。

 

では、ノシ