シマタの趣味ブログ-shiM4tA1's Hobby Blog-

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UMP45いじりPart5:シム調整と再グリスアップをしよう

UMP45いじりPart5。

 

Part5ではシム調整と再グリスアップを行なっていきます。

 

 

シム調整

1.外れてしまった軸受の接着

シム調整の前に、まずは前回メカボから取れてしまった軸受たちを瞬間接着剤で固定します。

 

使用した接着剤はこちら。

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軸受の固定に使う接着剤

ロックタイト 多用途強力瞬間接着剤 パワージェル(買い置き)

 

 

 

ホームセンターなどで手に入ります。

 

これをメカボのくぼみにつけて、

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瞬間接着剤を少しだけつけます

軸受を嵌め込んだら出来上がり。余分な接着剤はふき取り、硬化するまで少し待ちます。

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外れた軸受が無事くっつきました

2.シムの決定

いよいよシム調整です。

 

使用するシムはこちら↓

 

 

 

シム調整は人によってやり方が様々だと思うのですが、シマタの場合はまずベベルギヤの背側をモーターピニオンとかみ合わせて決定⇒ベベルギヤの上側をガタがなくなるように決定⇒あとはスパー、セクターの順になし崩し的に決定という順序をとります。手描きの図を用いながら説明していきましょう。

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シム調整の手順

といっても、大事なことは大体この図に描いて(書いて)あります。それぞれの行程を詳しく説明すると、

 

①まずはベベルギヤ背側(傘歯歯車部分の裏の平たい方)のシムの厚さを、傘歯とモーターピニオンがほぼガタ無くぴったりかみ合うように決定します。ベベルギヤを軸方向に前後させてみて、ほとんどカタカタといわなくなったらOKです。

 

ベベルの上側(①とは反対側)のシムを決定します。やり方は、モーターを取り付けない状態でベベルの上側に適当なシムを入れ、メカボックスを閉じて(ネジも締めます)隙間から指を突っ込んでギヤを軸方向に前後させます。まだカタカタいうようならシムを厚くし、いわないならギヤを回転させてみて抵抗がないか確認します。抵抗がある場合はシムが厚すぎるので薄くしましょう。

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工程が一つ済む毎にベベルを回して抵抗があるか確認する

③スパーギヤがベベルギヤの平歯車部と図のようにしっかりかみ合うようにシムを決定します。シムを入れる順番は、まずスパーギヤの大きい平歯車部の上から入れてベベルとのかみ合いが図のようになるまで調整し、決定したら反対側(小さい平歯車部の上)にシムを入れ、スパーギヤのガタがほとんど無いようにする(この時も②と同様にベベルギヤを回してみて抵抗がないか確認すること)。

 

④ セクターギヤがスパーギヤと図のようにほぼツライチでかみ合うようにシムを決定する(あくまで「ほぼ」です。ギヤ同士がこすれあってしまってはロスになります)。先に入れるのはセクターギヤの平歯車部(欠けてない方)の上から。スパーギヤとのかみ合いが丁度よくなったら反対側(ギヤが欠けている側の上)にシムを入れ、セクターギヤのガタがほとんど無いようにする(この時も最後にベベルギヤを回してみて抵抗がないか確認する)。

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④の実際の写真

シム調整の手順は以上です。

 

一応、今回最終的に決定されたシムのレシピはこちら↓

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最終的にこうなりました。調整前がいかにガタガタだったかわかります

再グリスアップ

次に、各部にグリスを塗っていきます。この作業では二種類のグリスを使用していきますので、間違えないようにしっかり確認しながら作業しましょう。

使用するグリス

まずはピストンやシリンダー内部、ピストンガイドレールなど、「摺動(しょうどう・しゅうどう、すべらせて動かすという意味)部分」に塗る粘度が低い

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ポピュラーなシリコングリス

東京マルイ シリコングリス(買い置き)

 

 

 

もう一つは、ギヤや軸受など、「高速で動作する部分」に塗る粘度が高く飛びにくい方

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高粘度の潤滑剤。摺動部分には絶対につけないこと(故障の原因となります)

クレ スーパーチェーンルブ(買い置き)

 

 

 

ただし、こちらは東京マルイの「高粘度特殊グリス」を使用するのが一般的です。このあたりは好みの問題や近場で入手出来るかなどが絡んできます。

 

 

 

1.摺動部分のグリスアップ

まずはシリコングリスを摺動部分に塗っていきましょう。グリス塗布の基本は「薄く、まんべんなく」です。平筆や指先を使ってよく塗り込みます。塗り込む場所は以下の写真の通り。

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まずはシリコングリス。ピストンのOリング、レール部に

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こんな感じにまんべんなく

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シリンダ内部にはこうしてつけて

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指の腹でよく塗り込みます

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他には、シリンダヘッドの真鍮部とOリング部

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スプリングガイド

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タペットプレート

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メカボ本体のピストンガイドレール・タペットプレートガイドレールに塗布します

2.高速動作部やギヤのグリスアップ

次に、高速で動作する部分やギヤに高粘度のグリスを塗っていきます。こちらも塗り込む場所は以下の写真の通り。

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次に高粘度グリス。各種ギヤ表面、シム、軸受

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モーターのピニオンギヤ

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セレクターギヤの表面

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ピストンのギヤ部に塗布します

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ギヤに塗布したところ。もう少し薄くてもいいかもしれません

メカボックス・ロアーレシーバーの組み立て

1.メカボックスの組み立て

さて、潤滑が終わったのでいよいよ組み立てです。

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カットオフレバーを戻し

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ネジ止めします

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スパーギヤを置き

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セクターギヤを置き

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逆転防止ラッチをつけてから

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最後にベベルギヤを置きます

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シリンダー、シリンダーヘッド、ノズル、タペットプレートを組み合わせて

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メカボに置き、タペットプレートスプリングをここに引っかけます

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そうしたらマイクロスイッチをスライドさせるようにして取り付け

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スイッチを押す黒い部品を置き、スプリングを引っかけます

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トリガースプリングをこの穴に引っかけ

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トリガーを取り付け

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トリガーに連動する銀色のパーツをつけます

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なんとかしてメカボックスを閉じます(ここが一番苦戦します)

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ネジを締めていきます

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真鍮のスペーサーを忘れずに

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モーターを取り付けて

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カットオフレバーのスプリングを取り付け

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ギヤカバーを取り付け

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セレクタープレートを取り付けます

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コードおさえを取り付け

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ピストンスプリングを入れて

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スプリングガイドを押し込みながら90°回して固定

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マイナスネジを締めたらメカボ本体は完成

2.ロアーレシーバーの組み立て

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セレクター連結ギヤをロアーに入れ

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セレクターギヤとレバーをネジ止め(両側)

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セレクターがつきました

あとはセレクターをセミに入れた状態でメカボをロアーに差し込み、メカボ固定用のピンとグリップ底部のネジを組み付けたらロアー部分は完成です。

動作確認

早速、ロアーだけの状態で作動させてみました。

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動作させて音を聞いてみました

するとどうでしょう、箱出しではセミオートで「ギャ、バン!」と鳴っていたのが(某宇宙刑事ではないです)、「シュタン!」という静かな音に変わっているではありませんか!(音声データ等取っておかなかったため、極めて主観的な表現となっております、申し訳ありません・・・)フルオートでも、「ギャギャギャギャ」だったのが、「シュタタタタ」となりました。

初速と発射サイクルを確認する

続いて、アッパーに組み付けてから初速およびレートを測ってみました。 

1.初速を確認する

まずは初速から。5回計測しました。

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計測された初速とエネルギー

はい、法定初速内ですが前回より危険になっております(^_^;)こんな初速じゃとてもじゃないけどフィールドに持って行けませんね。

 

おそらく、ピストンおよびピストンレールに塗布されているグリスの量や粘度が減った結果、抵抗が小さくなりピストンの前進スピードが上がって弾速も上がったのでしょう。これは本格的にピストン周辺をいじってパワーダウンさせる必要がありそうですね。 

2.発射サイクルを確認する

次にサイクル

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秒間11.6発から12.4発と上昇しており、rpmに直すと約700rpm→約740rpmと、けっこう上昇しています(これも初速上昇と同じ仕組みで起きていると考えられます)。モーターやギヤ比を変えずにここまで変わると考えると、やはりメカボの洗浄&シム調整と再グリスアップは地味ですがバカにできない作業ですね。改めて認識しました。

 

さて、今回の内容はいかがだったでしょうか?次回はさっそく上がりすぎた初速を下げるために奮闘していきたいと思います。

 

それではノシ